また投稿に間が空いてしまったのじのじです。
前回は「リーダーの仮面」という本を読み始めたという記事を書きましたが、今回はその本の中の内容で現在実践していることを二つご紹介します。
結論から言うと次の2つを実践中です。
- 長期的な目線で部下に指導を行う
- 部下とは距離を取り、全員平等に接する
この二つ、実は深いです。
とても難しいですが、「なるほど」という観点がいくつもあったので自分の為にも一度記事にしてみます。
長期的な目線で部下に指導を行う
一見「当たり前じゃん」と思うかもしれませんができていない人が多い事。
例えば、「リーダーの仮面」では一例としてこんなことを述べています。
「部下が落ち込んでいる→話を聞くために食事(飲みに)誘う→一時的に元気になる」
この流れはNGです。
なぜなら長期的に部下を指導していません。
食事や飲みに連れてゆくという一時的な「ごほうび」を部下に投げかけても結局は根本原因である落ち込んでいる理由を解決しない限り、事態は良くなりません。
会社のコミュニケーションは会社で取れる。
いちいち飲みに連れて行かないと話ができないような状況になっている事こそまずいの
ではないかと思います。
そもそも、現在は上司からの飲みや食事の誘い自体パワハラになりうる世の中なので、ご飯に行くこと自体微妙な世の中なのですが…。
私はこの本を読んでからは、部下の今後の為にも、次に繋がるか考えて𠮟るべき所は叱るようになりました。
ただし、叱った後にきちんと「理由」を説明しています。
そうする事で、今後の行動を部下が自分で考えられるヒントを残せれば幸いだと考えて行動している所です。
部下とは距離を取り、全員平等に接する
これこそこの本で何度も言っている事なのですが、改めて意識し直しました。
まず部下との距離を取る理由ですが、会社というピラミッドにいる限り「いい人」と「上司」の両立は難しいからです。
私はプライベートでは結構フレンドリーなのですが、仕事だとドライです。
なぜなら、仕事は嫌な事でも「言い切って」やらせる必要があるから。
特に上に立つに連れて仕事は責任が大きくなります。(人生すべてに言える事ですが)
その中では「いい人」をやっていては仕事が回りません。
今までの私の人生の中ではどの職場でも同じでした。
もちろん「いい人」の逆の「悪い人」になれという事ではありません。
ダメなものはダメと言い切る。
しっかりと仕事の範疇を決めてやらせる事が大事。
「いい人」はなんだかんだで、嫌な事を部下にやらせず自分でやってしまう事が多いです。
それは部下にとってはいい上司ではありません。
長期的に見て部下の成長の機会を奪っていると言っても過言ではないのです。
ある程度嫌な事も言わざるおえないのが上司であり、仕事場。
そしてすべての部下に平等に接するようにすることが重要です。
平等とは、「仕事の尺度で人を測る」事。
プライベートな感情抜きに、仕事の良し悪しで接し方を変える。
出来なければきつく指導する事もあるし、できれば感謝する。
ただそれだけの指標で平等に見ています。
ここまで書いてきましたが、機械的で冷たいという感想を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、私としては誰にもいい顔している上司ほど信頼できない人はいないと思っています。
多少尖った解釈かもしれませんが、今後も定期的にリーダーシップなどについての本を読み実践していこうと思いますね。