大量生産、大量消費の世の中ですが、今回はモノを修理に出して長く使う話です。
我が家では生ごみの再利用を3年前からやっていて、生ごみを乾燥→堆肥化と二段階に分けて肥料にしています。(詳しくはこちらの記事をどうぞ。)
そんな中使っているアイテムが、3年間毎日稼働していたため不具合を起こしました。
生ごみを乾燥させる「パリパリキューブライト」というこの機械ですが、乾燥時に毎回安全装置が誤作動してしまい動かなくなってしまったのです…。
値段も18,000円以上するので再購入するかどうか迷っていたのですが、販売元の「シマ株式会社」さんが修理をしてくれるという事を知りました。
早速ホームページの修理の連絡フォームからメールでやり取りを開始。
翌日には返信がやってきました。
着払いで荷物梱包し、購入履歴(私の場合通販で購入したのでその納品書)を添付して送りました。
こういう修理は大体購入後1年間は対応無料だと聞いていたので修理料金がかかると思っていたのですが、なんと今回の修理はタダで対応していただきました!
購入履歴等が無く、購入が確認できない場合は料金も発生する事もあるようです。
フリマアプリなどでの購入でも基本的に料金は発生するのかな。
修理には1週間以上の時間がかかりその間は生ごみ乾燥機が使えなかったのですが、とても誠実な対応に今回改めてシマ株式会社のファンになりました。
現在、修理が完了したパリパリキューブが元気に生ごみを乾燥してくれています。
修理をしてもらってわかったのですが、長年使ってきたことから乾燥能力も相当落ちていたようです。
修理後の乾燥物はまるでポテトチップスのようにパリパリ!
修理前はなんか水分が残っていたんですよね。
水分が良く飛ぶことによって、その後の堆肥化の時に虫や悪臭が発生しません。
堆肥も即分解が進むのですぐに家庭菜園に投入できてうれしく思っています。
今回は、修理をしてモノを長く使う事の大切さを改めて感じました。
大手家電メーカーなどでは長く使った商品は修理するよりも買い替えを推奨するところもあるようです。
しかし、今回のシマ株式会社のように自社製品をしっかりと修理してお客様に長く使ってもらうような会社ってとても好感が持てますよね♪
生活で使うモノは安いモノから高いモノ、使いやすいモノからそうでないモノまでピンからキリまであります。
そういったモノを長くしっかりと使う事がとても大事で、そうする事でモノに愛着が湧くと改めて感じた出来事でした。
モノを手に入れる時には、すぐに手放さないように次の事を気を付けたいと思います。
- 本当に必要なモノかどうかを最低一週間は考える
- デザインや使い勝手を吟味する
- 素材が自分に合うモノかを吟味する
特に毎日使うモノって、ほんの少しの「使いづらい」「気に入らない」が重なり大きなストレスになると思うんです。
そうすると=買い替えになります。
まず、購入前にそうならないように自分が本当に使いやすいかを「デザイン性」と「使い勝手」から選ぶ事が大切ですね。
個人的には「木」「金属」「陶器」といった素材が好きで、プラスチック製のモノはあまり買わないようにしています。
(パリパリキューブはプラスチック製ですが、使い勝手がそれ以上に最高です。)
毎日見たり手に取る事でテンションが少しでも上がるモノを使いたいですね。
多少値段が高くてもその方が生活が向上するととても感じています。
そして最後に、修理対応してくれる逸品かどうかも重要だと今回の件で感じました。
これからも、できるだけ身の回りのモノを長く大切に使ってゆきたいと思います。