「断捨離」という世間一般に言葉が浸透し、「家の中のお片付けをしたことがある!」「これから片づけをしたい!」という方は多いのではないでしょうか?
実際コロナ禍で家にいる時間が増えた事からお片付けをする方が増えたそうです。
そんなお片付けですが、「いるモノといらないモノを分ける」「整理」をすることから始まります。
まずこの「いらないモノ」を決める事が難しい!という方は多いのではないでしょうか?
実はいらないモノをしっかりと決められるようになればお片付けは8割成功したようなものなのです!
今回は私が実践しているモノを手放すルールをご紹介します。
ご参考にしていただけると幸いです。
目次
モノを手放すルール
ここではまず私が実践しているモノの手放し方をご紹介します。
まずお片付けをする際に私が実践する事は、やる場所を決めてその場所のものを一度全出しする事です。
例えばキッチンの引き出しを片付ける場合は引き出しの中の取り出せるものは全て床にビニールシートなどを敷いて出します。
まずはここから実践してみて下さい。
ではそれらを「いるモノ」と「いらないモノ」に分けるのですがその基準はこちら!
- 使用頻度は?
- 使う数は?
- 回転頻度は?
使用頻度は?
まずは使用頻度を考えましょう。
大体こんな感じになります。
- 全く使わない
- 1年に一度くらい使う
- 1~3カ月に一度くらい使う
- 数週間に1度くらい使う
- 数日に1度使う
- 毎日使う
この6つの頻度を参考にモノを手放す事になります。
No1はもちろん「いらないモノ」。
No2~3は保管場所を変えたり(あまり取り出さない場所)、数を減らす。
No4~5も保管場所を変えて(たまに取り出せるような場所)、数を減らす。
No6は最も使いやすい一等地に置き、数を考えましょう。
ナンバーが小さいほど、なくても困る事が少ないはずです。
そういうものは持っているモノの数も少なくて良い傾向にあるでしょう。
まずは頻度から考えてみると手放すかどうかが明確になってくると思います。
使う数は?
次に考えるのは一度に使う数です。
例えば食器なら1回の食事でどの程度使うかを考えましょう。
この時考えるのは「通常の使用数」と「特別な時の使用数」。
通常の使用数は普段の食事の時の食器の数です。
1人暮らしであれば1食の食事に使うための最大の食器数を考えます。
そして、それだけを最も取り出しやすい場所に置くのです。
特別な時の使用数は来客があった時などの食器の使用数。
実は大体の方がこの特別な時の使用数を真っ先に考えてしまい思い切ってモノを手放せなくなってしまうのです。
特別な時のモノの使用数は最大数というよりも最大数よりも少し少なめに見積もっておきましょう。
来客時の食器であれば10人分も用意する必要はありません。
2~3人分残して使用頻度が低いちょっと取り出しにくい場所に移動させましょう。
それ以上の来客があるならば紙コップなどをその時に買えば済む事です。
毎週パーティーをするような方は別ですが、人は思ったよりもモノを使わずに生きていけます。
回転頻度は?
次に回転頻度です。
回転頻度って何?と思うかもしれませんが、要は一回使ってから次に使うまでどの程度時間がかかるかを考えましょう。
例えば食器は1回使ったら洗って、すぐに使えます。
しかし、洋服は洗濯をすると乾かして使うまでに最低でも1日以上かかります。
このようにモノによっては回転頻度を考える必要なモノがあります。
回転頻度を考えるものは主に「洋服」と「食器」です。
食器は一度にまとめて洗うと考える方もいるかもしれませんが、私は基本的に毎回洗う事を推奨します。
そうする事で、1セット持っていれば使いまわせるので回転頻度は1回ごとになり在庫も1回分と少なく済むからです。
また、シンクに使用済みの食器を放置するのはあまり衛生的にも良くないですし、スッキリしていません。
洋服は毎回洗濯するのが難しい場合も多く、そもそも乾くのに時間もかかるので回転頻度をそれぞれの生活によって考えなければいけないでしょう。
次の場所で詳しくご説明します。
難しい洋服の手放し方
では洋服はどのように手放せばよいのでしょうか?
まず回転頻度を考えましょう。
そのために考えるのは服はズバリ「洗濯頻度」を考える必要があります。
一週間に何回洗濯をするか考えましょう。
服の場合、回転頻度=選択頻度です。
例えば下着で考えると週1回の洗濯であれば一週間は7日なので最低7枚の在庫を持つ必要があります。
これが週2回であれば3~4枚程度まで在庫が減り、週3ならば2~3枚程度と在庫が減るのです。
大事なのは「洗濯頻度が多ければ多いほど在庫は少なくなる」という事。
下着以外の服も何回に1回洗濯して、回すのかを考えて洗濯頻度から残す枚数を考えましょう。
次に服を手放すコツは「テンションが上がるかどうか」で判断する事です。
意外と残す条件として「高かったから」や「もらいモノだから」といった事があるのですが、せっかく高かったりもらったりしたものでも着ていてテンションが上がらなければクローゼットの奥に追いやられてしまします。
残す数を決めたら、テンションが上がる選りすぐりのスタメン服を厳選しましょう!
毎日のお出かけがテンションが上がると運気も良くなるかもしれません♪
実際に使っているモノの数はわずか
実際に私がお片付けをしてみて感じる事は「使うモノはわずか」という事です。
最も実感したのは「食器」「服」「文房具」。
一度減らす→様子を見る→再度減らす
これを繰り返していったらビックリするくらい数が減りました。
文房具に関しては100個くらいのモノが今は20個以下です。
人間思ったよりもモノを使わないと知りました。
モノを手放すコツとは??
モノを手放すコツは「一度に完成させない事」かもしれません。
まずはちょっと多めにモノを残しておいて、その状態を考えて再度整理する。
お片付けを同じ場所でも何回も続けることで完成に近づくのではないでしょうか?
「手放すモノないかな~?」ってことある毎に考えるようになれば勝ちです。
ぜひお片付けを楽しみながら続けていただければ幸いです。