スッキリ生活ブログ

貯蓄・家庭の知恵・整理収納などについての情報発信をしてゆきます。

太陽光発電をDIYする

毎日値上げのニュースばかりで、生活が本当に大変になりますね。

 

そんな中でも1月の電気料金の話題が私の周りでもちらほら出ます。

昨年比で電気使用量は減っているのに支払金額は増額されているという方も多いのではないでしょうか?

 

実は私は趣味のDIYで2年前から太陽光発電を自宅の倉庫でできるようにしました。

本当に小規模な設備で、費用も総額当時で2万円程度でした。

 

今になってほんの少しですがこの太陽光発電が役に立っています。

実際にどのようなモノなのか?

どんな使い方をしているのかをご紹介します。

 

目次

 

 

我が家のDIY太陽光システムの紹介

太陽光パネルを使った発電には2種類の方法があります。

 

  • オフグリッド
  • オングリッド

一般的な家庭の屋根に載っている太陽光パネルはオングリッドと言って、電力会社の送電線にも接続されていて、電力のやり取りをできるようになっています。

 

対してオフグリッドとは電信柱から出ている電線に接続されていない配線の事。

基本的にバッテリーに太陽光パネルから電気を充電し、それを使うシステムです。

 

私の今回ご紹介するシステムはオフグリッドの太陽光発電

これを自宅物置に設置しました。

 

こんな感じです。

 

物置内にこのような配線をして、車の廃バッテリーに蓄電してその電力を使っています。

ゴチャゴチャしていてすみません💦

 

最低限必要なモノはこちら!

 

  • 太陽光パネル100W:1万円程度
  • チャージコントローラー:2,000円~5,000円
  • バッテリー:車の上がったバッテリー使用
  • インバーター:2,000円~1万円

これ+パネル固定の道具や電気工事用品で合計2万円程度かかりました。

 

簡単に説明すると太陽光パネルから発電された電気がチャージコントローラーに入り、それがバッテリーに蓄電されます。

 

チャージコントローラーは安全面からもとても欠かせないモノです。

これが無いと火災が起きます。

チャージコントローラーを経由する事でバッテリーへの過充電や過放電を防止してくれるのです。

 

最後にチャージコントローラーから経由されたバッテリーの電気がインバーターという電圧を変更する機械に行き、USBや家庭用コンセントから家電を使う事ができるようになる仕組みです。

 

手書き、走り書きで汚くて申し訳ありませんがこんな感じ。

 

 

 

主な活用方法

 

では主な活用方法です。

私はこんな感じで使っています。

 

  • 倉庫の照明
  • 充電電池の充電
  • ポータブル電源の充電

倉庫の照明

通常、電気配線されていない家庭用倉庫には照明がありません。

しかし、オフグリッド配線をした場合その配線から12V電源が取れるので車用の照明がつけられます。

 

我が家の倉庫は簡易的な照明があり、夜でも荷物を取り出すときに大活躍です。

 

充電電池の充電

USBケーブルを使う事ができる充電電池充電器を設置し、家庭内で使う充電池は全てここで充電しています。

item.rakuten.co.jp

 

車の廃バッテリーですが消費電力が低い「電池」や「LED照明」などは余裕で使う事ができるのでありがたいです。

 

ポータブル電源の充電

直接太陽光パネルから配線を引けるようにして我が家ではこのポータブルバッテリーを充電して家の中で家電の充電やPCの電源につかっています。

一応火災防止と持ち運び用に防火機能の付いた袋に入れています。

いまこのブログを書いているPCもこのバッテリーとつないでいます。

 

使用頻度にもよりますが、1週間に50%ほどエネルギーを使い約2日程度(冬はもっとかかり、春~夏は1日)で充電が可能です。

主にこんなものに使っています。

  • PC
  • お風呂の自動洗浄ブラシ充電
  • スマホ充電
  • ワイヤレスイヤホン充電
  • ポータブルスピーカー充電
  • キャンプの電源

最後に

実際にこの発電をして電気代はどの程度浮いたのか?

 

しっかりと計算していませんが月に数百円程度だと思います。

正直2万円をペイするにはとても時間がかかるでしょう。

 

ではなぜこの発電をしているかというと

 

ハッキリ言って趣味です!!

 

私は仕事で第二種電気工事士を取っているのですが、その技術を家でも使いたいと思い趣味で造りました。

自分にとっては作る時間も込みで趣味として楽しんでいるといったところでしょうか。

 

なので、あまり通常ではオススメができない発電DIYです。

 

また、自作太陽光発電は当たり前ですが自己責任がついてきます。

電力とバッテリーを使う限り「火災」「感電」のリスクが伴います。

私は感電対策と火災対策をして対処しているつもりです。

ぜひバッテリーを防火カバーで保護する、近くに可燃物を置かない、過充電しない、絶縁して感電しないように施工するといった事を守って楽しむようにしてください。